前世と現世の縁
現世で出会う人々。
職場の仲間たちや、学生時代の友達。
出会う人出会う人、前世で関わりの会った人ばかり。
ですが出会った相手に、「久しぶり、百年ぶりだね!」
なんて言えるはずもなく、黙っています。
感覚の鋭い人は、「なんか前に会ったことある気がする」とか、「初めて会った気がしない」なんて言ってくれます。
今までに二人、お互いに前世でのことを覚えていて現世で出会った人がいます。
ですがやはり、出会ったときはお互いに「久しぶり、百年ぶりだね!」
なんて言えるはずもなく、出会ってしばらく経ってから、「気づいてると思うけど」
と打ち明けます。
一言で「前世」と言っても、前世は一つだけではないので、「この人はあの前世のときの仲間だな」とか、「この人はあの前世のときの家族だな」と、自分の感覚を頼りに、どの前世かを探ります。
何度も何度も、違った形で同じ時代を生きる魂もいると聞きます。
私はハッキリと、明確に全ての前世を覚えているわけではないので、相手といつ出会ったのかも分からない場合も多々あります。
未来のことも分かりませんが、「あぁ、この人とは来世でも出会うんだな」と、何となく感じることもあります。
縁とは、不思議なものですね。